七尾市(旧中島町)   地図g 

中島ヤマンタン古墳群

七尾市(旧中島町)中島
(撮影日 2005/4/30)

ヤマンタンは、中島の市街地の北、熊木川河口の東岸の丘陵(最高地点58.8m)にあり、円墳41基が確認されている。

 ヤマンタン25号墳があったところ


写真中央の道路が拡張され、25号墳のほとんどが消滅してしまった。
左側の家の後ろの山が削平された。その山の中には小さな円墳が現状のまま残っている。


ヤマンタン古墳群配置図と現状のまま保存されている古墳

ヤマンタン23号墳

ヤマンタン21号墳

ヤマンタン19号墳

ヤマンタン25号墳は上の地図の青く示した道路の拡張のため発掘調査され、殆どが消滅した。
この道路の拡張のため、道路わきにあった家1軒も移築された。
道路を広げるために大変な労力と予算がかかるものだと実感した。

ヤマンタン25号墳

七尾市(旧中島町)中島
(撮影日 2005/4/30)

ヤマンタン25号墳は推定長径11m、短径8mの楕円墳
石室は撹乱されており、石材が抜かれていた。
無袖型の横穴式石室で、石室全長3.6m・玄室長2.55m・玄室奥壁1.1〜1.2m・玄門幅0.9〜1m、
床は玉石の上に安山岩の板石が敷かれていた。
人骨が出土したが、焼骨らしく埋葬時期は疑問が残る。

出土した副葬品は
玉類(メノウ製勾玉2・ヒスイ製勾玉1・碧玉製管玉2・土製丸玉3・ガラス製丸玉1・ガラス製小玉27・滑石製臼玉9)
金属類(金環2・鉄刀5・刀装具2・鉄鉾1・鉄鏃4・刀子24・針類5など)
土器類(須恵器蓋杯10・高杯1・甕1・堤瓶4・はそう1・壺・土師器碗6・高杯1・甕1など)

出土した土器に時期差があることから、追葬が想定されている。
築造時期は、追葬も含め、6世紀末から7世紀前半と考えられている。

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