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柳田台地の古墳群  

羽咋市柳田
(撮影日 2002/10/13)

羽咋市街地の北約3kmの柳田台地がある。
その台地上には、前方後円墳2基と大型円墳2基を含む10数基からなる古墳群がある。

柳田地区の入り口に「柳田台地遺跡群の石の案内板がある。



柳田台地の古墳地図

光泉寺(無住の小さなお寺)そばの草むらに駐車して歩いて山伏山1号墳を探す。
柳田地区の詳しい地図をいただけたので確信を持って探せた。
見つかったけど、回りは墓地。雑木林や雑草に埋もれている。

柳田山伏山1号墳
(柳田古墳群)

羽咋市柳田町
(撮影日 2007/1/5)

「山伏山」ではなく「山伏穴」と書かれた書物もある。

山伏山1号墳全景 (4枚の写真を合成したので実際とはちょっと違う)

雑木や雑草をかき分け、墳頂にあがってみる。
石室に使われたような石が置かれている。
横穴式石室と思われる穴もあるが、本当にそうなのかよくわからない。


墳頂に置かれた石



天井石はない。
よくわからない写真だなぁ・・・・・









山伏山1号墳実測図

主軸をほぼ東西に置き前方部を西に向ける。
全長49mの前方後円墳
後円部径29m・高さ7m
前方部幅18m・高さ8m
葺き石・埴輪なし



後円部南面に横穴式石室が開口する。
石室はすでに天井石を失っていた。石室全長7.16m・玄室長さ4.42mの片袖形、
  玄室床面には礫を敷きつめていた。
盗掘から逃れた副葬品は
  管玉8・臼玉2・直刀片・刀子2・鉄鏃・心葉形杏葉・金具・須恵器など。
6世紀前葉ごろの築造と推定されている。

1号墳の東となりに2号墳がある。
 わずかな高まりがあるところだと思うが、墓地になっているようだ。

柳田山伏山1号墳の南側の小道を東に行くと楊田神社の奥宮がある。
楊田神社の奥宮は宮の山古墳の上に乗っている。

柳田宮の山古墳
(柳田古墳群)

羽咋市柳田町
(撮影日 2007/1/5)

楊田神社の奥宮に守られた宮の山古墳はしっかりとわかる墳丘がある。
羽咋市立歴史博物館でいただいた地図でも、等高線の様子から、古墳とわかる。


楊田神社の奥宮参道入り口

参道は三段築成の部分が削られている。





墳頂にある奥宮の小さな社

手前にみえる石材は石室のものか?


雑草などが刈り取られていて、円墳の形や3段築成の様子がよくわかる。



3段築成の様子
2段目



宮の山古墳実測図
長径42mの円墳 
三段築成


柳田古墳群

柳田宮の山古墳 円墳 径42m 直刀・刀子・馬具・管玉・須恵器など 5世紀後半
柳田山伏山1号墳 前方後円墳
横穴式片袖型石室
全長49m  馬具・武具・装飾品・須恵器など 6世紀前半中葉
柳田山伏山2号墳 円墳 径17m  
柳田うわの1号墳 円墳
横穴式両袖型石室
径16m・高さ2.5m   6世紀中葉〜後半
柳田うわの2号墳 円墳 径13m  
柳田うわの3号墳 前方後円墳
横穴式石室
全長39m   6世紀中葉以降
柳田うわの4号墳 円墳 径8m  
柳田うわの5号墳 円墳 径10m未満  
柳田うわの6号墳 円墳 径25m  
柳田テンジク古墳 円墳(一部損壊) 径15m 須恵器・鉄鏃・小札様鉄板・刀子
柳田セックデン古墳 円墳(損壊) 径15m・高さ2m 退化した羨道部を持つ横穴式石室
須恵器・管玉

柳田台地には、古墳のほか、弥生・奈良・平安時代の集落跡や須恵器生産の窯跡、
柳田シャコデ廃寺跡(善正寺の前庭に塔の心礎石が移築されている)などの遺跡も存在する。

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