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杉谷ガメ塚古墳 |
中能登町(旧鹿西町)杉谷 |
神社の背後、鳥居の奥の竹林の中の左側にガメ塚は静かに眠っている。
杉谷八幡神社
産土神として昔から崇敬されてきた。
木曽義仲が小田中に陣をはった時に
戦勝を祈願したと伝えられている。
神社の本殿は鳥居の右側に小さなものがあるが、この本殿も円墳の上に建てられた?
杉谷ガメ塚 前方部から後円部を見る
前方部に比べ後円部がかなり高い。
竹林になっていて、昼でも暗く、大きすぎることもあって写真が撮れない。
後円部にあるくぼみ
盗掘坑か?
内部調査をしていないので、埋葬施設は不明。
ガメ塚実測図
全長約60mの前方後円墳
後円部径約37m(東西)・後円部高さ8m
後円部頂平坦面の直径約13m
前方部長約23.5m
前方部前端幅約29m
前方部高さ約4m
くびれ部幅約19m
葺石がある
段築はない
平野部から見える東側をていねいに造っている。
5世紀代の築造か。
ガメ塚は、杉谷A古墳群の主墳で、他に円墳13基・方墳8基が確認されている。