更新日2014/10/22

宝達志水町の遺跡その2
東間宝殿山古墳ほか
 2014/5/14・25

宝達志水町の紹介その2です。  東間(アズマ)地区で、横穴式石室を見学した。
再訪も含みます。

地図g

宝達志水町の地図

散田金谷古墳(再訪)
国史跡

宝達志水町散田
撮影日2014/5/25

ホームページを作り始めたころに見学している。  2002年5月の訪問記

同じ台地には、石坂鍋山古墳があり、あわせて「桜の里・古墳公園」として整備されている。

 散田金谷古墳は、長径21m・短径18.5mの楕円形墳
  横穴式石室は、玄室の長さ5.72m・奥壁幅2.65m・高さ2.76m
   石室内部に置かれた家形石棺は、凝灰岩製で、外側の寸法は長さ2.3m・幅1.1m・高さ1.27m
  寄せ棟の屋根部に「千木」状の突起を削り出した蓋がある。
 明治36(1903)年の最初の調査で、鉄製の武具・馬具、耳環、須恵器などが出土
 この家形石棺は県の有形文化財に指定されている。

修復前の墳丘測量図(説明板から)

修復後の石室実測図(説明板から)


古墳公園の北側入口から見た墳丘

 向こう側に石室が開口している。

西南から見た墳丘

石室開口部

石室内部

玄室内に置かれた家形石棺



散田金谷古墳の北側にある
  散田天神社







散田金谷古墳のそばにある石坂鍋山古墳群は、2004年5月に見学している。2004年5月の見学記
横には「古墳の湯」という入浴施設がありにぎわっている。
古墳群はというと・・・・・
10年前はきれいになっていたが、現在は雑草に埋もれている・・・・・

石坂鍋山古墳5号墳の現状



冬野小塚古墳群

宝達志水町免田・森本・冬野
撮影日2014/5/14

10年前に冬野大塚古墳を見学している。   2005年4月の見学記
 冬野大塚古墳があれは、冬野小塚がある。
押水バイパス建設の時に調査されたのだと思う。

押水バイパスに架かる陸橋のそばに
「冬野一本松遺跡(冬野小塚古墳)・石川県教育委員会」
    と書かれた標柱がある。


標柱の右奥の藪の中に墳丘がある。
入って行けない・・・・。
 何号墳かな?


冬野小塚1号墳は、一辺21mの方墳
 墓壙2基が確認されている。木棺直葬か?
 4世紀の築造と推定されている。
すぐ近くには2号墳(円墳)や3号墳(方墳)がある。
     (石川県埋蔵文化財センターの遺跡発掘ファイルから)
  (遺跡地図では、2号墳は方墳となっているが・・・?)

石川県埋蔵文化財センターの遺跡発掘ファイルを見た限りでは、
   冬野小塚1号墳があるが、いつ調査されたのか、現在どうなっているのかが全く不明。

冬野大塚古墳の近くにある冬野小塚4・5号墳も、林の中で見学できるのか、できないのか?
横の道路を通ってみたが、見学できるような感じではない・・・・。

10年前に見学した冬野大塚古墳にも行ってみるが、木が繁って見にくくなっていた。

古墳データ
 冬野大塚古墳   円墳 径38m
 冬野小塚古墳群
1号墳  方墳  一辺21m  墓壙2基 木棺直葬か 
 1986年県埋文センター発掘調査
2号墳  方墳(円墳?)  一辺25m  周溝内に埋葬施設があ。焼土坑がある。
 1986年県埋文センター発掘調査
3号墳  方墳  一辺15,5×13.5m  
4号墳  円墳  径8m・高さ1.2m  
5号墳  円墳  径6m・高さ1.5m  
(遺跡地図から)  

冬野大塚古墳・冬野小塚古墳群・正友古墳群・東間宝殿山古墳群の配置図   (遺跡地図から)


正友古墳群

宝達志水町正友
撮影日2014/5/25

遺跡地図を見ていたら、正友という集落に古墳マークがある。
現況は田や宅地になっているが、横穴式石室の石材が使われた碑があると書かれているので見学に行く。

正友2号墳の横穴式石室の奥壁石材が
  「火の神」として祀られているという。



これか?


正友古墳群データ
1号墳 円墳 径20m・高さ2m  横穴式石室
2号墳 円墳    横穴式石室
3号墳 円墳    墳丘削平
4号墳 円墳    墳丘削平
5号墳 円墳    墳丘削平
6号墳 円墳    墳丘削平
(遺跡地図から)

集落内の道路のわきには墳丘らしいものや石材がごろごろしているが、特定はできない。


墳丘?その1

墳丘?その2

墳丘?その3
集落内の神社境内にある

左の写真と同じ神社境内に
「埋蔵文化財包蔵地」と書かれた標柱が立つ

1号墳の横穴式石室の石材の一部は、地蔵尊の台石や基石に転用されているというが、地蔵尊が見あたらない・・・。

東間宝殿山古墳群

宝達志水町東間
撮影日2014/5/25

遺跡地図を見ていたら、東間(アズマ)という集落に古墳マークがある。
期待していなかったが、なんと横穴式石室が露出していた!!

 東間宝殿山古墳群データ
1号墳  円墳   径20m  横穴式石室(無袖式か 全長9m)
 須恵器4・土師器2・頭椎太刀1・圭頭太刀1
  直刀5・刀子1・鉄鏃・鉄釘などが出土している
2号墳  円墳   径10m・高さ1.5m  
3号墳  円墳   径16m・高さ2m  横穴式石室
 天井石の一部露出
4号墳  円墳   径10m・高さ1.5m   横穴式石室
(遺跡地図から)    

東間宝殿山1号墳  径20mの円墳


1号墳墳丘

現代の墓で、墳丘が削られている。

頂部がくぼんでいると思ったら
 石室だ!

墓の後ろに、
天井が無くなった横穴式石室が露出している。

石室入口側から奥壁方向を見る

側壁の石は2段くらい残っている

奥壁部分

奥壁側から入口方向を見る

石室背後から見た墳丘

1号墳そばに、2号墳がある。

東間宝殿山2号墳は、径10mの円墳

2号墳墳丘

墳丘斜面に石があるが・・・

1・2号墳はふもとにあるが、3・4号墳は尾根上にあるらしいので、
尾根のてっぺんに向かって道なき山を上って行ったら、標柱があった!!

東間宝殿山3号墳  径16mの円墳

東間宝殿山3号墳 東側から見る

3号墳 墳頂の陥没坑

3号墳と4号墳は尾根上に並んでいる。

 東間宝殿山4号墳  径10mの円墳

東間宝殿山4号墳
    奥は3号墳

4号墳  3号墳から見る

4号墳の墳丘には石が見えるが・・・・・

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