北村さんちの遺跡めぐり

愛荘町の古墳・遺跡                   

依智秦氏の里古墳公園
えちはたうじのさと

滋賀県愛知郡愛荘町上蚊野
(旧秦庄町)



依智秦氏の里古墳公園

手前2号墳
奥 百塚

(撮影日2003/4/29)

金剛寺野古墳群配置図
(説明板より)

秦庄町の上蚊野(かみかの)地区には102基、
近くの蚊野外(かのと)古墳群には196基の古墳があり、
併せて金剛寺野(こんごうじの)古墳群と称されていたが、
ほとんどが農地になり、
今は当公園(上蚊野地区)の10基と上蚊野の八幡神社内などの
7基しか残っていない。

6世紀中頃から7世紀初めに築造された円墳

土まんじゅうがポコンポコン
山はきれい、田んぼには水が張られていて、
  まさに新緑の季節。最高です!
手前左はたぬき塚。
(撮影日2003/4/29)

ここの古墳の石室は大きく分けて2種類になる。
一つは横穴式石室で、これは比較的大型の古墳に見られる。
もう一つは竪穴系横口式石室と呼ばれ、階段式の石室構造になっているものだ。
この竪穴系横口式石室は、5世紀前半に北九州から伝えられた構造で、近江では6世紀中頃から出現する。

竪穴系横口式石室たぬき塚(7号墳)全景
石室が半地下室的構造なので高さが余りない。
耳環、鉄製刀子、須恵器が出土。
(撮影日2003/4/29)

竪穴系横口式石室(たぬき塚)
玄室床面が羨道に比べると約35cm低くなっている。
2、4、5、7、8、9号墳がこの形式の石室だ。
(撮影日2003/4/29)

横穴式石室百塚(1号墳)全景
径27m・高さ6mの円墳
横穴式石室は全長4.8mで玄室の左手前に、
  幅0.6m・高さ0.45mの副室がある。
玄室と羨道がほぼ水平なのでたぬき塚に比べると高さがある。
家族墓として追葬を可能にしている。
1号墳、3号墳(こうもり塚)、10号墳がこの形の石室だ。
(撮影日2003/4/29)

最高の景色のところで、おまけにとってもいい天気で、ピクニックの家族連れがいた。
田んぼの中の古墳ということでは金沢のおまる塚などと似ている。

愛荘町の地図y

 上蚊野八幡神社古墳
(金剛寺野古墳群)

滋賀県愛知郡愛荘町上蚊野
 (撮影日2007/10/7)

金剛寺野古墳群配置図によると、八幡神社境内に4基残っている。

上蚊野八幡神社古墳・1番目
石室開口



上蚊野八幡神社古墳・1番目の石室と葺石



上蚊野八幡神社古墳・2番目
石室は埋まっている





上蚊野八幡神社古墳・3番目






上蚊野八幡神社古墳・4番目


説明板が無いので、詳細は不明だが、雑草が生え放題なのはいかがなものか。

上蚊野八幡神社
小さな社殿
右のほうに建物があったようだが
今は何もない。
愛荘町の地図y

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